椎間板ヘルニアを如実に示す奇経診断

56歳 女性 

主訴:1ヶ月前から両腕がだるく、特に右腕のだるさ痛みが強く、その中指がうずくとのこと。

初診:8月17日

整形外科の診断は「ストレートネックだね。それと頸椎4・5番の間が狭くなっている。」とのこと。ロキソニンを処方されたが一向に良くならない。するとさらに強力な痛め止めを処方され、今日は少し仕事ができたが胃が重くて吐き気がするという。

治療は座位のままでと思って始めたが、座っているのがつらいというので仰臥位から始めた。

 

腹気鍼診断

気海・中脘が脉締

奇経診断

左照海―右列缺・・これが出るということは頸椎4・5番の病証部位は骨髄に変化を来している可能性が高い、つまりヘルニアである。自発痛のある腰痛でもこの奇経診断が出ると確実に腰椎椎間板ヘルニアである。

腎虚証単一右左交差(右太谿・左太淵) 

しっかり脉締した

標治法

2回目(8月19日・金・夕方)

「痛み止めは飲んでいない。よく眠れて8割軽快して仕事もできている。右腕のだるさが少し残り中指にややひきつれが残るくらい」

腎虚単一証右左交差

考察

昨日が満月だったのでが真反対に代わっているかと思ったが変化なし。ということはヘルニアはまだ飛び出ているということで要注意である。しかし明らかにだるさ痛みが半減しているので、ヘルニア部位の腫れは少なくなっているはずである。2日後に予約しているが多分9割以上楽になっているであろう。

 

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