RSウイルスについての「非科学的推測診断」

一般的にRSウイルスは通称「鼻水風邪」ともいい、上気道感染症状が中心になる。何回も経過してきた2・3歳以上から大人ならば、大半は軽い発熱・咳・鼻水症状で終わるのだが、乳児(生後3カ月くらいまで)は特に肺炎など重症化することもあるのでとても要注意であるのも良く知られている。

しかし患者さんの体調によっては胃を悪くしたり、下痢になってしまうことも少なくない。

 

主婦 32歳 2児の母

「忘れてたアレルギー性鼻炎がでました。昨夜、鼻水がスルスルーと左側だけ止まらないんです。それに胃が重苦しいんです。」

「あれ、風邪脈だね、誰か風邪ひいてない?」

「4歳の娘が鼻を垂らして少し熱が出てましたが、1日でだいじょうぶでした。それがうつったんですかね」

「もらったね、鼻水風邪。アレルギー性じゃないでしょ」

ウイルス検査をして診断する科学者の先生方からすれば「何をいいかげんなことを説明してるのか。科学的根拠もなく」と嘆かれるかもしれない。さらに「腹風邪というのは通称胃腸風邪でアデノウイルス・ロタウイルス・ノロウイルスその他細菌などが感染した症状をいうのですよ」ととのご指摘もいただくことであろう。。

だが、おっとどっこい、「脾虚腎虚証」左同側経金穴の脉締で治療終了だったから、明らかに「鼻水風邪が胃に悪さしたね」というのが私の見解なのだから少し厄介なことになる。

なんでならこの説明が「いいかげんな非科学的推測診断」と言われようと、今ここにある鼻風邪症状と胃症状をものの見事に「胃がすっきりして鼻水も楽です」と患者さんに言ってもらえて満足して帰ってもらうことこそがその説明根拠だと確信しているし、これこそが気鍼医術のすべてだと思っているから文句なんて言わせない。

 

参考エントリー:RSウイルスがお腹に入るとどうなるか

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