【症例】油物に当たって胃が痛む

「油物に当たって胃が痛む」65才 主婦

155㎝ 43kg 色白 細身 冷え性

普段から胃腸虚弱な体質で、今回は昨夜の天ぷらが悪さをしたらしく夜半から胃痛発作が起こり、一晩痛くてうつらうつらしていたという。

腹気鍼診断

巨闕・左期門が脉締 中脘・気海がやや浮いて革脉を呈す

推測するに心虚肺腎実証左からと考えられる

 

奇経診断

右臨泣・N―右後谿・Sで脉締

心虚肺腎実証左から

治療

左少海・左曲泉をステンレス0番鍼で丁寧に補い、右尺沢・右陰谷を1番鍼で補中の瀉法で処理、陽経は右の臨泣・右後谿を堅の邪の処理すると「良脉」になった。2日後来院したが「あれから痛みもなくなり食欲も出て壮快です」とのことだった。

解説

腹気鍼診断通りで間違いないことが確認できたのだがここで注意すべきは「胃痛」が主訴なのに陥谷―後谿ではなく臨泣で締まったということの意味である。

胆経病症つまり油物を消化すべき胆のうの働きが悪く胃だけではなく胆のう付近からの痛みも絡んでいることが推測でき「胆汁の出具合がわるいのでしばらく肉類油物は控えましょうか」と指導できるのです。

「子午鍼法講習会」のお知らせ

 

11月23日と12月23日、「子午鍼法」の講習会を大阪にて開催いたします。

 

今回も「子午鍼法」を一人一人手から手へ教授いたします。さらに「子午鍼法」と「奇経鍼法」との連動についても解説し、難経69難の本治法とのかかわりにも触れるつもりです。

 

ぜひ2日間は両方とも出席されてより理解を深めていただければと思います。・・・葛野玄庵 拝

 

詳しくは こちら をご覧くださいませ。


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