帰省中の患者、治療機会は1回のみ

40才 男性 音楽家 

【主訴】1ヶ月前から左手がしびれています

左肩から腕もだるく、左指先は示指が、次いで中指、そして拇指の順番で痺れている。名古屋からの帰省中であるから1回しか治療できない。

子午診断

1)左手示指は大腸経だから、子午拮抗経絡は腎経 右太谿で脉が締まる方向

 

2)だるさが上腕の小腸経・三焦経に強めに出ているので、当然子午拮抗関係を考える。

  左小腸経―右肝経太衝に金10番10秒で脉締 

  左三焦経・N―右脾経・Sで脉締 

        

3)全ての段階で本治法の証を考えながら子午診断を行うというところがコツでもある。

 

4)腕の痺れの基は督脈病証、つまり頸椎病証からの派生が主に考えられる。

奇経診断

左後谿・N―右申脈・Sで脉締。

 

やはり督脈病証である。

 

証・本治法

肝虚肺虚証右から交差(右太衝・右太谿・左太淵・右太白)

標治法

頸椎5・6・7、胸椎1・2・3の圧痛を捉え、3ミリから5ミリの脉締する深さ(ステンレス1番)、それらの華佗穴の圧痛にも脉締する深さで処置。

 

「とても楽になりました」とニコニコ顔。

明日の夕方にはもっと楽になりますよ。でも名古屋までかかるから、運転は休み休みでね、と治療を終えた。 

 最後までお読みくださりありがとうございます

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