【症例】ボタン鍋にも裏内庭

32才 男性 会社員

「獅子肉をめっちゃ食べ過ぎました」

正月三日の夜、婚約者宅で獅子肉をごちそうになったそう。年末年始飲食過多で、今日こそは胃を休めようと思っていたにもかかわらず断り切れず、ましてや白みそ仕立てでうまかったとのこと。

その日の夜中から胃がパンパンで身体がだるくなり、むかついて苦しくて眠れなかったという。母親が「お灸したげるわ」と裏内庭に半米粒代のお灸をすえたという。

左30壮、右40壮で足が動くくらいの熱さを2回続けて感じたという。その段階で大きな息ができて、体全体が軽く胃の張りも8割方楽になったという。

でも今日はまだ胃の重さがあるので、念のため治療を受けに来ましたと来院。

前置きが長くなったが要するに

 

1)裏内庭のお灸はノロウイルスなどあらゆる食中毒・消化器系の症状の著効ある。

2)蕁麻疹・胃腸消化器系の病証に家庭で緊急時に対応できるのである。

治療

腹気鍼診断

膻中・左期門が締まり、中脘・気海が浮いた

奇経診断

左陥谷・Nー左後谿・Sで脉締

証・本治法

「心包虚肺腎実証」右から合水使用 

裏内庭  左7壮 右5壮 

 

「楽になりました」

まだ胃には滞りがあるから、明日の朝は七草がゆだね、と言って治療を終えた。

 最後までお読みくださりありがとうございます

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