原因不明の強度な難聴・耳鳴りに刺絡鍼法

68才 男性 農業 

《主訴》強度の耳鳴りと難聴で医療機関を回ったが全くよくならないとのこと

《経過》証は省くが気鍼医術の治療5回目で耳鳴りが半減し、聞えも少し良くなったという。しかしそのあとが足踏み気味であった。更なる効果を出すためには刺絡が有効だろうと、刺絡吸い球をかけることにした。

 

治療

 耳鳴り・難聴の特効穴に、耳のすぐ前の聴会穴・耳門穴というツボがある。このツボは難聴・耳鳴りに著効があり昔から頂門の一鍼」ということわざにもなってるほどで、何事にも著効を出すたとえに使われている。

今回は聴会穴・耳門穴周囲の3か所に刺絡を加え、且つ手持ちの「吸い球」をかけた。

写真のように手動式のポンプで吸い上げると真黒な瘀血がにじみ出てくる。古来より伝わる刺絡鍼法の秘伝の一つである。

この患者さんはいろんな治療をしてきたが症状が改善しない、と来院されたのだが刺絡鍼法を含めて7回の治療で6割方よくなってきている。まだ継続治療が必要だが、さらに刺絡を施して瘂門や完骨穴周辺の瘀血をのぞくことが必要だと思われる。そうすれば更なる効果が期待できる。

この刺絡鍼法はいろんな難病固執に著効があることを経験してきたが、高血圧の諸症状・自律神経失調症の病症・その他後頭部の重み痛み・メニエルなどにはかならず効くものだ。

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