氣鍼医術臨床講座 研究部の第09回目を開催いたしました

数あるブログの中から、当「氣鍼医術症例ブログ」をご訪問いただき、ありがとうございます。氣鍼医術臨床講座研究部の第09回目を開催いたしましたので、本日はその報告をさせていただきます。テキストは当サイト管理人IKが担当いたします。

開催日:2017/02/12 開催場所:兵庫県民会館

研究部は3年間の普通部を終えられた方々を対象としています。氣鍼医術の理論をしっかりと学ばれた方ばかりですので、研究部における講座は実践がメインとなります。当日、症状を訴えらえた受講生をモデルとしての臨床です。

質疑応答

葛野代表より、自身のギックリ腰への対応についてブログ記事内容の追補

受講生より脊椎管狭窄の患者の対応についての質問

使用する鍼の種類の使い分けること、太さだけでなく症状によって長さも使い分けないと届かない。デリケートな患者は鍼管を使うと刺激が強すぎる場合があるので、捻鍼で邪を丁寧に取り除くつもりで。鍼が荒いと補瀉が逆転してしまう。本治の証が特定できなくても、子午の1穴で症状をとってしまえる。

受講生より野球肘の患者の対応についての質問

肘に直接アプローチするのではなく、背中の圧痛を捕らえることによって症状は除去できる。標治法の基本は虚実をまず見極めること。

実習:1

下痢、腹痛を訴える受講生。脈が錯であることから、胃腸風邪であるだろうと判断。本治法なしで症状を除去することを試みる。症状から裏内庭へのお灸を施すことに。

参考エントリー:ノロウイルスによる下痢・嘔吐・高熱の患者例

当初は熱さを訴えなかった受講生、症状が軽いのかと騙されて中途半端に終わらないこと。熱さを感じるまで、何灸でも続けて行うことが必要。熱さを感じて足が2度反応するまで、菌は体内を逃げ回っている。

実習:2

両手のしびれを訴える受講生。

子午診断により、心虚腎虚と判断。しびれがあるということは督脈を触る必要がある。子午鍼法と督脈へのアプローチだけでどれだけ症状を軽減できるかということを試みた。

首に筋がはいっているところ、そこに氣が集まっているので鍼が止まるところまで刺入れ、邪をとりだす。

その後は糸状灸による瀉のお灸を施す。

実習:3

11月から風邪で咳・痰がとまらないという受講生。

腹氣鍼診断により肝虚脾肺実と判断。

見えにくい脈は押手を密着充実させることが大切。証はわかっても左右を逆に判断してしまう恐れがあるので注意。五井穴を症状によって使い分けれるようになること。

実習:4


質疑応答

受講生より、半月板をボルト止めしている患者、尿漏れでお悩みの妊婦さん、乳腺炎の患者についての質問がありました。三陰交は女性だけでなく男性にも効果絶大なので、患者さんが自分でもできるように指導することが必要とのこと。

氣鍼医術臨床講座、普通部は毎月第1日曜(漢医堂三宮分院にて)、研究部は毎月第2日曜(兵庫県民会館にて)に開催しております。見学も受け付けておりますので、ご希望の方はお問い合わせくださいませ。

 

開催済講座アーカイブは こちら になります。

氣鍼医術臨床講座受講生募集のお知らせ

今年度は募集をいったん停止しておりました《氣鍼医術臨床講座普通部》、募集再開はいつになるのか、というお問い合わせを多数いただいておりましたが、募集再開が決定いたしました。

2017年度の募集要綱、詳しくは こちら をご覧くださいませ。

 最後までお読みくださりありがとうございます

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