婦女子の腎臓結石はおっさん化のシルシ

〜 胃が痛い、実は腎臓結石の発作だった 〜

55才 主婦

 

<<4月4日(火曜日・上弦の月)>>

昨日夕方、突然胃が痛くなって夜中まで痛くて眠れないくらいでした。朝から痛みは少しマシになりましたが、吐き気がすこし、と来院。

脉状

数にして堅く沈んで緊

奇経診断

右外関―右臨泣

脾虚腎肝実証左から(上弦当日)

治療

左陰陵泉・左少海を補い、右照海右中封のキョロ実圧痛部に雀琢下圧瀉法をズーンと。邪実が少し残るので合水穴陰谷からも瀉法。

瀉法の手技が終わった瞬間、腹痛がスカッとしたという。

<< 4月6日(木曜日) 2回目 >>

 

尿の出がよくなって、腹痛も8割方なくなったが、重みが残っている。

脉状

沈んでいた脉は浮・中・沈を触れることができるようになり、数はなくなり、革を帯びてはいるが柔らかみがある。

奇経診断

左外関―左臨泣(上弦の月後2日目で適応側移動)

脾虚腎肝実証右から

治療

前回と同様であるが、腎経は照海の実圧痛への下圧雀琢瀉法がたいへん効果的で、軟らかい良い脉になった。

「小便がたくさん出ますよ。痛みも重みも今はなくなってるでしょう」

「ほんとにかるいです」

考察

このご婦人、30代から飲酒を覚えビールを中心に晩酌をするという。その上甘いものが好きで、2月・3月はバレンタインチョコの影響が大であった。

ウニ・いくらも好むという。40代から両腰の腎臓あたりには重みを感じていたという。

最近酒飲みおっさんの特権であった腎・尿酸症候が、婦女子・子供にまで多数見かけるが、成人病の低年齢化と男女差なしになってきていることを実感する。

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