氣鍼医術臨床講座補講の平成29年度第2回目を開催いたしました

数あるブログの中から、当「氣鍼医術症例ブログ」をご訪問いただきありがとうございます。

毎月第4土曜日は受講生・既卒生を対象とした補講です。

平成29年度第2回目を開催いたしましたので、本日はそのご報告をさせていただきます。テキストは管理人代行が担当いたします。

開催日:2017/05/27 

開催場所:漢医堂三ノ宮分院

講師:葛野玄庵・中村泰山

モデル患者:1

主訴

鼻炎、不整脈、疲れがひどい

 

浮革脈でやや数

 

腹気診断で証を決めようとするもなかなか決まらない。

座位にて督脉に灸をすえる。

督脉は陽経の「陽脈の海」「一身の陽経を総督する」と言われる・

陽を上げることで全身調節を行う。

その後は原穴で虚が強い所を探していくことに・・・・。

脾経で虚をみつけて奇経診断は公孫ー合谷の同側。

脾虚腎虚証。

本治治療をすると不整脈が軽減して体が楽になった。

公孫は衝脉が絡んでくるので子宮に変動がある可能性がある。

モデル患者:2

主訴

頚が痛い、血圧が異常に高い

沈で強い

腹気診断で奇経を導くと照海ー列缺の交差。

腎虚単一証

照海ー列缺の交差が出ているので頸椎ヘルニアの悪化の可能性がある。

ご本人いわく「高速バスで1時間かけてきたので頚に負担がかかった」とのこと。

頸椎に負担がかかり交感神経が興奮して通常より血圧があがってきたのである。

合水穴を使って本治治療をすると体が楽になった。

モデル患者:3

主訴

腰痛、左腕があがらない

腹気診断にて奇経を導くと外関ー臨泣の同側。

脾虚腎肝実証。

酒を飲みすぎて胃腸が弱り肝臓、腎臓に負担がかかっている。

本治治療を行い、腎の照海、肝の中封を瀉法。

「心に虚なし、腎に実なし」と言われますが腎の瀉法が必要な時もある。

特に小便が詰まったり、腎臓結石、腎臓がんなどにたいしては必須である(もちろん証が腎実の時のみ)。

今回は以上の3名の治療がありました。

気鍼医術では「心に虚なし、腎に実なし」と言われる心虚、腎実で治療することがあります。

学術や理論上のことでは対応できない病があり、臨床で結果を出すことで心虚、腎実の治療を行っています。


氣鍼医術臨床講座、普通部は毎月第1日曜(漢医堂三宮分院にて)、研究部は毎月第2日曜(兵庫県民会館にて)に開催しております。見学も受け付けておりますので、ご希望の方はお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

開催済講座アーカイブは こちら になります。

 最後までお読みくださりありがとうございます

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