不思議と続く同じ病証

同じような病証というのは続くものだと毎回感心するが、今回の患者さんもそうだ。

44才 女性 病院職員

「2日前の朝から右背中に激痛が走り、その日は鈍痛で寝ることができなかった」

動作痛よりも自発痛が多く、だるくて重い。同じ姿勢でいられないというので座位治療となった。

子午診断

督脈病症かと左肝経の太衝に金10番をもっていったが締まらない。なんと、左腎経太谿で脉が締まった。ということは、飛び出しか?

右の肺経魚際で脉締!

「ヘルニアだね」

「えーそんな」

奇経診断

右照海―左列缺で脉締!

「軟骨が中に飛び出したね、胸椎ヘルニア症状だよ。病院は?」

「だって先生とこ来たほうが早いもん」

この患者さん、三叉神経痛の顔面激痛で、自分の勤める病院でダメだったのを私が治したことがあったからさもありなん。

腎虚単一証左右 

左然谷―右魚際に0番5分鍼にて丁寧に補法をくわえた。

標治法

督脈1~12の凹みと、その右華佗穴に補的気鍼① 

右膈兪の顕著な鈍痛部あたりにも補的気鍼をそーっと加えた。

 

「7割は楽になりました」

「今夜は眠れると思うけど、今日は主婦業は全面禁止だね」

「はーい」  

 

続く

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