氣鍼医術臨床講座補講の平成29年度第3回目を開催いたしました

数あるブログの中から、当「氣鍼医術症例ブログ」をご訪問いただきありがとうございます。

毎月第4土曜日は受講生・既卒生を対象とした補講です。

平成29年度第3回目を開催いたしましたので、本日はそのご報告をさせていただきます。テキストは管理人代行が担当いたします。

開催日:2017/06/24 

開催場所:漢医堂三ノ宮分院

講師:葛野玄庵・中村泰山清水隆宏(補佐)

今回は土曜の夕方にもかかわらず人数が多くて盛り上がりました。

最初に葛野先生の症例の話がありました。

起立性調節障害について

督脉(とくみゃく)の治療がポイントになり、そこに鍼とお灸をすることで劇的に改善する治験例を発表されました。

次に、長引く咳についての治験例

みなさんの臨床でも長引く咳を治せずに困っている方がいるのではないでしょうか。咳の治療で使用する鍼によっても効果が変わってきます。なかなか鍼を刺しにくい妊婦さんの咳治療についても詳細に治療法を教えて頂きました。

座学の後は、各二人組になり子午治療

ここでは押手がきっちりできているかをチェックしました。押手はわかっているようで難しい。これができるのとできないのでは患者さんの治り方が全然違います。

最近の鍼灸は学が中心になり、理論が達者な方が凄いように思われますが術も忘れてはなりません。実際に治療院を開業していると治せるかどうかの結果のみを問われます。

中村先生に押手のアドバイスを頂いてとてもラッキーでした。

子午治療の後は、お互いで臨床

今回はツボのとり方、鍼の効かせ方を目的としました。

陰陵泉(いんりょうせん)、曲泉(きょくせん)、陰谷(いんこく)の取穴をみんなで確認。

私の班では患者さんが脾虚腎肝実で、曲沢(きょくたく)というツボを使って鍼の効かせ方を葛野先生にチェックしてもらいました。非常に勉強になりました。

最後に葛野先生から片方刺しの重要性のお話がありました。

片方に刺すと軽減しているのに、もう片方を刺して元に戻している両方刺しの治療についての見解を聞くことができました。

 

以上が簡単ではありますが今回の補講の内容でした。

鍼灸素人サイト管理人による門前の小僧コーナー

やりすぎてはいけない、ということの説明にとてもわかりやすいものがありました。

本治法はその場で如実な効果がある場合もあるけれど、半日から1日をかけて氣の流れが体内を循環して体を整えるという作用もあるので、その場ですぐに症状が消失しないからといって無闇に治療を重ねないこと。

本治とはいわば坂を傾ける作業であり、傾ければ勝手に転がっていく。背中を押す手段は子午なり標治なりいくらでもある。

勝手に転がっていくものを、無理に坂の勾配をあげる必要はないということですね♪

夏季特別研修会・懇親会のお知らせ

来る7月16日(日)に夏季特別研修会・懇親会を開催いたします。みなさまのご参加、お待ちしております。

詳しくは こちら をご覧くださいませ。

氣鍼医術臨床講座、普通部は毎月第1日曜(漢医堂三ノ宮分院にて)、研究部は第2日曜(兵庫県民会館にて)、補講は第4土曜日(漢医堂三ノ宮分院にて)に開催しております。見学も受け付けておりますので、ご希望の方はお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

開催済講座アーカイブは こちら になります。

 最後までお読みくださりありがとうございます

にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ  

↑クリックしていただけると励みになります