腰痛は腎の石か砂を疑うべし

68歳 主婦

 

昨日から腰が痛くてしんどいんです、と来院。従来より強度の脊椎分離すべり症を持っていて、無理をすると坐骨神経痛が出て来る患者さんなのだが、今回は身体もだるくしんどいという。

脉診


なんと、弦を帯びていたのだ。長年診ているから、即座に内臓に異常が起きているだろうことを推察できる。

いつもは血圧70の120までなのに、やはり85の150であった。

高めの血圧、そして左腰の痛みと重さ、身体のだるさとしんどさ、その上に弦脉である。

尿の出具合を聞くと悪いという。

手足のはり治療だけで腰の重みがなくなりますから、そうなれば確実に尿路の石か砂ですよ。

腹気鍼診断


膻中・右期門が締り肺・気海が弦を帯びている。

奇経診断


左陥谷・N―左後谿・Sで脉締


心包虚肺腎実証右から(右曲沢穴・右曲泉穴に0番で補法。左肺経尺沢穴に瀉法。左照海穴、実のキョロに雀啄下圧瀉法をズーンと加えた。) 

この段階で「左腰の痛み重みは軽くなりました」とのことで「腎の石か砂は明らかですね。お付き合いで外食が続いたというから、濃い食べ物が多かったのでしょう。」と言うと、「そうなんです、バレましたね。気をつけます。」。

 

ちなみに、陽経の処理は、左陥谷・左後谿に瀉法。

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