骨折後遺症症例2題〜お灸の即効性

症例その1:

69歳 主婦

 

左橈骨遠位端骨折・左尺骨茎状突起骨折で1ヶ月入院

 

退院後、まだ左手の前後左右が動作痛を伴い、物をつかむのも堪えて日常生活にさしつかえる。

 

治療: 

お灸が最適である。患部圧痛部位を的確に捉えてゴマを置くように施灸する。15から30箇所にゴマ灸を一箇所に3壮くらいすえると、その場で可動域が広がり痛み腫れが減る。冷湿布・テーピングなど適宜使い分けると良い。

症例その2:

 

腰椎圧迫骨折

63歳  女性 会社員

1.5メートル位から落下 腰椎3・4・5  3ヶ月間コルセット

 

主訴

腰鈍痛、左臀部痛、足首痛 

明日から職場復帰だというが、痛みがなかなか治まらないと言って来院。

 

治療

定則通りの氣鍼医術治療を行った上の標治法であるが、例外なく骨折後遺症にはお灸が効を奏する。直接灸で絹糸から米粒代まで的確に用いる。

この患者さん、治療開始から10回目で症状は腰の重みだけになったが、仕事の他に家の農作業をすると左臀部までだるくなるとのこと。

 

15回目の治療で、9割は良好なれど農作業すればやはり悪化。

 

長年勤めた仕事を退職したという。するとあっという間に治療効果が上がり、腰の痛みが気にならなくなった。

考察:

 

やはり病症の予後を判定するのに激易、新旧、年齢、そして日々の労働の軽重を的確に判断、指示することがとても大切だと思える症例であった。

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