指先も動かせないほどの手の痺れは督脈病症

昼すぎから両手がしびれ始めて、今は腕も重くて上げれません。両足も上がりにくい状態です(33歳 女性 会社員)と、治療終了時間間際に泣きそうな声で電話が入った。

 

座位にて問診、両腕がだらりとして両指先も動かせない。しびれている。両足が重い。

 

助手さんを呼んで「急患の治療の仕方しっかり見てなさいよ」といって始めた。

子午診断


「この症状は督脈病症だからね」と、右肝経の太衝穴に金50番を補的に触れた。

 

脉が締まる方向だ。

 

次に右腎経の太谿穴で締まった。この段階で両腕の重みが消えた。左肺経の魚祭でも脉締り。

奇経診断


左後谿・N―右申脈・Sでしっかり脉締した。磁石を添付したまま督脈の治療に入った。つまり奇経は診断だけではなくこの場合鍼法として活躍していることになる。

標治法


督脈気鍼の①から② 絹糸灸を督脈陥凹部位に1壮づつすえて終了。その間10分。「助かりました。全然軽くなりました」と喜んで帰っていった。

前回の小学生の両手のしびれ症例(ボールが頭に当たったせいで手が痺れる)と全く似ているが、同病症は重なるものだ。助手さんには勉強になったことだろう。

門前の小僧より


本文にとりあげられている「助手さん」、なんと片道3時間をかけて漢医堂三ノ宮分院に研修に来られています。3時間と聞くと誰もが「3時間!!」と驚きます。

 

先だって件の助手さんにお尋ねしました、3時間かけて通っているメリットありますか?と。「もちろん!」と即答でした。

 

なぜ漢医堂を、また、なぜ氣鍼医術を選ばれたのですか?とお尋ねしましたら、「氣鍼医術を習得できたら、どんな症状でも治せると思ったから」と答えていただきました。

 

ただ肩こりを治す、ただ腰痛を治す、では学生時代と変わらない、もっといろんな病症に対応する力を身に付けたいと思って、とのこと。

 

氣鍼医術によって、困った症状の患者さんを助けることができる力を持った治療家が、またひとりすくすくと成長中です。

10/08(日)は東京講習会


漢方鍼医会さまのお招きにより、10/08(日)に東京中野サンプラザにて講習会を行います。関東のみなさまには、ぜひとも氣鍼医術の実力のほどを間近にてご確認いただきたく存じます。

 

詳細は こちら をご覧くださいませ。

 最後までお読みくださりありがとうございます

にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ  

↑クリックしていただけると励みになります


PVアクセスランキング にほんブログ村