風邪の季節〜寒雨に中れば寒冷湿の邪

「つばを飲み込むとのどが痛くて」とやってきた小学2年生男子。

 

昨夜からのどが痛いと言って食欲もありません、と母親から電話があった。

 

脉状


中位にありやや硬めでやや数、やや躁を帯びている。

「喉がはれぼったくて、食べると詰まる感じで痛い」という。

聞くと3日前、雨の中をラグビーの練習に参加したという。

「雨で冷えたね」

 

古典に曰く、寒・冷の邪に中った時は遅・緊脉、湿気は沈脉というのが原則だが、それに加えて微熱が出始めてやや数脉となっている。朝に37度だったという。

腹気鍼診断


気海・中脘が締まり、膻中が締まった。

奇経診断


左合谷・N―左陥谷・Sで脉締


腎虚心包虚右同側経金穴使用

標治法


灸 ちりげに絹糸灸1壮 大椎測に手掌軽擦を少々

いつもの通りのど風邪は腎虚の主りが多い。

 

続いて診たおばあちゃんも風邪気味で、証が全く一緒であったのは付きそいで雨の中を走り回ったそうな。さもありなん。

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