即効力・再現力・治癒力の

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症例ブログ

腰が痛ければぎっくり腰というわけではない

45歳女性、「ぎっくり腰になったので」と電話で予約があった。こちらもその心づもりでベッドに上げ問診を始めた。左の腰だという。ここです、と手で示したところは志室の少し上あたり、「はい動作して、前へ、はい後ろに反って、痛みはどうですか」「反ったときに少し痛みます、前は大丈夫」「じゃ寝ましょうか」寝かせて足上げのテストをしたがどれも痛まない。「1ヶ月前は痛くて痛くて、仕事も休んで5日間寝込んだ」「病院は?」「行ってない」という。

それから1ヶ月後の一昨日、「普通に歩いていていきなりギクッと来てもう痛くて痛くて・・」「今朝も寝てても痛くて大変でした、今は少しましですがズシーンとします」。

脉診すると、左手の関上尺中の沈めた見どころが革脈で、かつ弦の帯び方が強めであった。

「あらま、こりゃ石だな」と診断したが、そのまま黙って治療に取り掛かる。「脾虚腎肝実証」右から全合水穴で脉締し、玄を帯びた革脈はスーと柔らかくなった。

「はい、痛み消えたでしょう、どうですか」患者さんは身体を浮かせたりよじったりして痛みを確かめたが、「全然痛くないです。ズシーンとしたのもないです」。

最後に石だとは言わずに「これは腰痛じゃないですよ」「え、じゃなんですか」「腎臓です」「え、父も若い時から腎臓で入退院してたそうです、あら大変だわどうしましょう」

「大丈夫、食事と水に気をつけてしばらく治療を続けると腎臓もきれいになりますよ、今は人生のオロがたまってるんですよ」とわかったようなわからない様な話をしたが、痛みが止まったものだから「あさってもう一度ね」「はい来ます」と帰って行った。

2日後来院。「おかげ様で痛みはあれから全くないです。帰ってトイレに行ったら白っぽい悪露がでました、おしっこ自体も白く濁ってる感じでした。不思議ですね」という報告。先日の石患者は茶色がかった小さな悪露だと報告してくれたが、石にも種類がありそうだ。

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