即効力・再現力・治癒力の

3つを同時再現

症例ブログ

仲良し親子は証も同じ♪

ひさびさに

研修生デーはネタの宝石箱や!

常連患者さんが娘さんを伴ってこられました。目眩がひどいそうなのです。医療機関を受診しても原因不明とのこと。後の予約がつかえていたので、娘さんとおかあさん、2つのベッドで同時に治療が始まりました。

意外だったのは、娘さんのほうが鍼もお灸もたいへん怖がられたこと。おかあさんが常連さんだから同じように鍼を信頼していただいているものと思いましたが、どうやら違うようです。

刺さない鍼だよ、熱くないお灸だよ、と鍼や艾を実際に見て安心していただきながらの治療でした。鍼灸クラスタにばかり囲まれていると、実は鍼灸がレッドデータアニマル並みに危機的状態にあるってことをつい忘れてしまいがちですね。

娘さんの目眩の原因は頚椎捻挫でした。氣鍼医術では督脈病症として治療されるものです。たいへん多い症例です。原因が頚椎捻挫とわからずに処置されているものがどれだけあるかと思うと、鍼灸の治癒力のほどはもっともっと訴えていかなくてはならないと思います。

さて、患者さんが立て込んでいる時に活躍するのが置鍼です。もちろん場合によりけりですが、他ベッドで治療のわずかの時間も患者さんをベッドの上でほったらかしにしておくわけにはいきません。鍼灸学校での授業で、置鍼がわざわざ手技のひとつとして紹介されていたこと、また「置鍼は経絡治療でよく使われます」と言われたのも不思議というか違和感でした。刺激治療、ツボ療法では置鍼をそんなにされないのですかね?

おっと、余談でした。

娘さんとおかあさんのベッドを行ったり来たり、しかし置鍼されていたのは通常の鍼ではなく平鍼、奇経診断で使われる磁石でした。

なんでですか?と尋ねたところ、こちらのほうが後に控える本治法の治療効果があがり、時間も短くて済むそうなのです。平鍼は影響が強いので、患者さんが目眩を起こしたりしないように状態を確認しておくことは必要ですが。

奇経診断が診断だけでなく、奇経鍼法として治療も行っているのです。これは子午も同じ。診断のために使っていますが、診断できた時点で症状はなくなっていますから。診断かつ治療、というのが最初の頃、氣鍼医術の教科書を読んでいるだけではなかなかピンときませんでした。

肝心の証ですが、仲良し親子ゆえか母子ともに同じ証、右からの肝虚肺虚交差でした。奇経は 後谿(左)Nー申脈(右)S です。

氣鍼医術の特徴として、子午・奇経・本治法の連動があります。それぞれに示されたもので矛盾があってはならないのです。矛盾があるということは、見立てが間違っているということ。

より確実な証立て、治療結果を得るために連動が大きな役割を果たしています。面倒に感じられる方もありますが、端折らずに行うことによって、その場で治る、ということが治療家はもちろん患者さんにも実感していただけるのです。

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