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症例ブログ

入院直前の肺炎―炎症反応4,96 白血球数14100

56歳 女性  会社員

経過

12月18日

10日前から風邪症状で咳痰熱が治らない。我慢できずクリニック受診 

CRP 1,21  白血球数 7600  

1週間後の12月25日

抗生剤飲んでも治まらず、レントゲン検査で肺炎と診断  
CRP 4,96  白血球数 14100

12月27日

 
午前クリニックで検査数値がまだ悪く
CRP 4,01  白血球数7100

「2日後の検査で炎症反応が下がってなかったら正月休みになりますので、大きな病院で入院ということになりますから準備しておいて」と言われたとのこと。なんとかしてくださいと、その午後に来院。

治療

腹気鍼診断®️

   
膻中・右期門が締まり中脘・気海が革脉を呈していた。

奇経診断

    
左陥谷・N・左後谿・Sで脉締

       
心包虚肺腎実証右から 

右間使穴・右中封穴を5分0番ステンレスで丁寧に補った。次に左手肺経の尺沢穴の圧痛部位を確かめ、ステンレス1番鍼にて3-5ミリの下圧瀉法を加えた。

中脘穴の革の邪が取れたのを確かめ、左腎経復溜穴をやや軽めの下圧瀉法をくわえた。ところが、その段階で取れたと思っていた中脘穴の革の邪がまだ残っていた。

ここで大切なのは、肺炎など強度の肺実に関して

①尺沢取れなければ
②孔最穴の圧痛
③左中符・雲門穴あたりの圧痛に瀉法を適時加えることで、肺経の実邪を除くことができるのである。

今回の場合場合、脉状が数脉は平になり、やわらかくなり、中位にまとまってくる。

2日後の12月29日

検査結果が見事である。

CRP 0.92 白血球数 5400 

「良好だから入院はしなくていいですね」

・12月29日午後2回目の治療

 
心包虚肺腎実証右からの治療は前回同様に行い良脉になった。

「前回の治療後目と頭がすっきりして体のだるさがなくなりました。先生、鍼灸ってすごいですね」

「今回はこれで大丈夫、お正月迎れますよ」で治療終了。

初出:2018/01/06

旧ブログ:はてなブログ

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