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症例ブログ

胆の砂・腎の砂

62歳 会社役員 男性 胆の砂、悪露の発作

星の砂なら聞いたことがあるが、胆砂で入院したことがあるなんて初耳だった。腎の砂は私の造語だと思っていたが、まんざら当たっていないこともないのだ。

経過

この患者さん、ベッドに仰臥して検脉中に、右背中がこむら返りみたいにひきつると言い出したのだ。ふくらはぎならともかく、背中とは珍しい。ところが同時に脉状が急に弦を帯びてきたのだ。あらー、硬くなってきた、と感じたか否かのうちに右背中こむら返りの発言。聞いてみると、7年前胆のうに砂がたまって痛くて入院したという。胆砂だと診断され、激痛とだるさがあったという。

証は脾虚腎肝実証左からで、肝実は弦脉の処理、腎も弦を帯びていたので腎にも砂がありそうである。

今は胆のうの発作ではあるが、肝腎ともに陰実がはっきりあるのでの処置をしておく。

どちらにしても砂を降ろすことになり、予防にもなるからなんて素晴らしい医術だ。

治療後、弦脉はなくなり軟らかい良い脉になったとともに、背中のこむら返りはなくなった。

58歳男性 公務員 腎の砂、悪露の腰痛、高血圧

今日は朝から右の腰が痛いという。前屈すると右脾兪、腎兪あたりが張って痛い。仰臥して検脉すると、これまた弦を帯びている。先ほどの胆の砂患者さんよりまだ緊を帯びている。弦によじりを入れて堅くした脉である。こりゃ血圧の下が高くなってますよ、というと、そうなんです下が98ありましたという。

連休で法事があったんです、たらふく飲んじゃいました、とのこと。

さもありなん。小便の出が悪いでしょう、これは腎臓から尿路に悪露がたまって詰まりかけてますよ。

春先だからか、弦脉患者が多くなったという感じがする。

証は脾虚腎肝実証右から。典型的な尿管結石型の脉状であり、気鍼医術の出番である。帰りには腰の痛みはなくなっているが、やはり飲食過多の邪実は自身での調節が第一であろう。

初出:2017年03月25日

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